2015年03月11日

当事者や利害関係者を遠ざけた「住民参加」は住民参加たりえるか

今任期最後の一般質問を行いました。

個別の質問も行いましたが、最後でもあり、市長答弁が頂けるということで、総括的な質問も行いました。
質問内容は「住民参加のまちづくり」について、市長の見解を質しました。

市長の答弁では様々な市政の問題や大きな事業において「公募の市民の参加」という言葉を繰り返されました。
私は「やはり」と思いました。私の問題意識と合ったからです。
さまざまな審議会や協議会などに参加する「公募市民」というのは、一般的には「偏りなく」選ばれるのが普通です。あまり市の当該事業にコミットしていたり、利害関係を強く持っている人は適切でないとされます。

幅広く、市民全体の視野を反映させるという点では、公募市民の参加はもちろん意味のあることです。しかし、市長からは「関係者」や「当事者」「地元」などを住民参加の対象と意識していない印象を受けました。

この間の「市民交流センター」をめぐる問題や、その他の事業においても「当事者や利害関係者の意見を聞く」ということには市は及び腰であると感じていました。
もちろん、然るべき理由はあると思います。利権が行政を歪めてきたことは、この大和高田市も同じであり、むしろ顕著な問題が指摘され続けています。当事者や利害関係者が過度に介入すれば、利権行政にもなりえます。
そうした中で、利権行政を排除するために、当事者や利害関係者の影響力を抑え、行政と専門家、そして利害の関係しない人たちで計画や政策を作ることが「公平な行政」になると思っているのではないか、私はそういう懸念をもちました。

しかし、それでは本当に住民参加のまちづくりになり得るのでしょうか。

利害関係者や当事者だからこそ、現実に即した意見を出すことができ、またより良い事業や政策のために自主的に行動することもできます。(もちろん、利権を生まないよう、参加の形はあくまでも開かれた場所であることが前提です)
そうした人たちを排除した「住民参加」では、市民の活力を引き出すことはできないと思います。
住環境や商売の環境など、私的な利害から出発し、まちづくりなど公的な利益に関心を持ち行動してもらうことが大切なのだと思います。私的利益と公益の調整を行い、両立を目指すのが地方政治の役割です。


そして、利害関係者と当事者を遠ざけた「住民参加」は、市民と行政の信頼関係をますます遠ざけ、本来「民主主義の学校」といわれる基礎自治体から自治と民主主義の危機をもたらすものともなりかねないと思います。
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posted by 向川まさひで at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

2015年当初予算の問題点

予算委員会が開かれました。今回は予算委員会に沢田議員が入っています。
選挙を控えて、活発な議論になるかと思いきや、全般的に議論は低調、1日で終わってしまいました。果たしてこれでいいのでしょうか?

今回の予算案に対しては、日本共産党議員団として反対しました。
選挙を控えた「骨格予算」であり、新規事業を盛り込むことは難しい(とはいえ補助金関係の新規事業はしっかり盛り込まれています)ということを前提にしなければなりませんが、
それでも、実績や実情を踏まえ、予算を上下させることは行われてしかるべきです。

たとえば学校の営繕費用は毎年ほぼ満額執行で、それでも足りず教員が自腹を切っているケースも少なくありません。このようなケースがありながら、予算案ではほぼ前年通りの予算額であり、現状を踏まえたものになっていません。子供たちの教育環境を市が責任もって保全しなければなりません。
また、委託によって更新や長寿命化の計画が作られているはずの市営住宅や公園の整備も、その具体化が進んでいません。補助金を受けて計画を作っておきながら、具体化しないのでは何にもなりません。
そして、国民健康保険、介護保険などの社会保障関係の会計においては、この間の収税強化を通じて、支払い困難な世帯のケースが明らかになっているにも関わらず、それへの対応がなされていません。それどころか介護保険料は基準額で900円の引き上げとなり、介護保険制度開始当初の保険料のほぼ倍になります。
今年度「拡充」としている国保や介護保険の軽減措置も「国基準通り」でしかありません。

実情を踏まえ、市独自に負担軽減を図ることが、生存権を守り、制度を維持していく上で必要です。
こうした点から、共産党議員団として予算に反対としました。

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posted by 向川まさひで at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

子育て支援が充実しました!

今回の3月議会は、開会日に追加議案が出されたり、保育料の資料が委員会審査当日まで出されなかったりと
異例な展開となりました。
選挙の関係でいつもより日程が前倒しされているためと、国の制度変更があまりに拙速で関連する指示や通知が頻繁に出されたりと、地方自治体の現場で混乱をきたしているためです。

さて、まず良いところから紹介したいと思います。
市長も予算説明で強調していましたが、新年度は子育て支援に市がある程度積極的な態度を示しています。
ようやく民生文教委員会で示された新年度の保育料を見ますと・・・

1)幼稚園教育の負担軽減
 ・公立幼稚園の入園料の廃止、保育料は据え置き
 ・公立・私立ともに幼稚園保育料の減免制度(2人目は半額、3人目は無料、低所得者への軽減措置も)が整備されます。

2)保育所保育料の引き下げ
 ・所得税基準から住民税基準に変わるので完全には一致しませんが、同じ段階で月100円から1100円の引き下げになります。

3)病児保育室の開設
 ・土庫病院およびこども診療所の協力により、6月から病児保育室「ぞうさんのおうち」がスタートします。定員は6人で、利用料は1回2000円+おやつ代を予定しています。


こうした改善点は素直に評価するところですが、一方では市内の公園の長寿命化、遊具の更新工事は、今年はほとんど進展がなく、不足が出ている小中学校の営繕費用にも改善がありませんでした。
子供の医療費助成の充実なども見送られています。
posted by 向川まさひで at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月01日

事務所開きは大盛況!

3月1日、太田あつし事務所開きが開かれました。
当初は地域の公園で行う予定でしたが、あいにくの雨模様のため会館に変更。
参加者も当初よりは少なくなるかな、と覚悟しました。

ところが・・・

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150人の参加の大盛況。会館の部屋に入りきらず、急遽廊下にも座布団を敷き、それでも足りず
縁側部分で外から参加いただく方も出る状態でした。

地元の自治会長さん、そして稲次先生も力強い訴えで会場が大いに湧きました。

先日知事選挙への決意を表明した谷川かずひろ予定候補も子供さんをつれて参加してご挨拶。
知事選・県議選・そして市議選の勝利で奈良県と大和高田市を変えようと大いに盛り上がりました。

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posted by 向川まさひで at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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