採択されるかどうかは議会運営委員会で審査されます。
「所有者不明の私道」のほとんどは、開発に伴って整備されたいわゆる「生活道路」です。
近年の開発では、市との間で移管を約束してその要件を満たす道が作られていますが、昔の開発はそうなっておらず、道が私道のままで残り、しかも所有者の死亡や法人解散で所有者がわからなくなっている私道が大和高田市にもたくさんあります。
私道の所有者が不明であるために、道路の補修や下水道工事ができなかったり、また土地家屋の譲渡や建て替えにも支障をきたすなど、近隣住民の生活に重大な問題となっており、空き家・空き地の発生にもつながるものとなっています。
「所有者不明土地特措法」が作られましたが、所有者不明の私道については明確にされないままです。
議員や市役所にも相談が寄せられますが、現行の法制度のもとで自治体ができることは少なく、苦慮しています。自治体が市民の立場で役割を果たせるよう、国に対して法制度の整備を求めるものです。続きを読む