2010年11月27日

医療事務のお仕事

私は「職業は何ですか?」と聞かれた時に「病院の事務です」とか
「医療事務です」と答えます。

「医療事務です」と応えると「ほーっ」と感心されたあと、
「で、医療事務って何をしてるんですか」と聞かれることが多いです。
なんとなく名前は知られているけれど、なんとなく専門職っぽいけれど、
何をしているのかはわからない・・・
そんな感じがするのだろうと思います。
医療ドラマや漫画でも、ほとんど出てこないですしね。

現場にいるものとしては、専門性や特殊性は確かにあると思うのですが、
資格講座の広告などで強調されがちな「他の事務とは違う専門職です!」
などというのも違和感があります。

まず、医療事務には「免許」はありません。いわゆる「医療事務の資格」という
のは、その人が一定の知識や技量を持つことを証明するものであり、
これがなければ医療事務の仕事につくことができません、というものではありません

そして、医療事務の仕事内容は勤め先の規模や配属先によって大きく違ってきます。
よく知られているのが、カルテをもとに健康保険などに対する請求明細を作成する
「レセプト業務」ですが、これも小さな診療所と何科目もある大きな病院では
求められる内容が違います。内科診療所で経験豊富な人でも、いきなり脳外科の
入院レセプトを作成するのは難しいです。

またレセプトの業務のほかに、患者さんの受付・案内・会計対応や苦情対応などが
あります。(この分野に特化した資格に『ホスピタルコンシェルジュ』などがあります)
お医者さんの秘書的な仕事をしたり、看護師さんの事務作業や患者対応のサポートを
する人もいます。
(これも分野別の資格として『医療秘書』『メディカルクラーク』などがあります)
大きな病院だと、病院の薬品や備品の在庫管理を専門にする人や、カルテ管理、統計作成など
を専門にする人もいます。
(後者の分野に特化した資格に『診療情報管理士』などがあります)
小さい医療機関では往診や送迎の車の運転なども事務職員の仕事です。

このように、きわめて幅広く、勤め先によって求められるものもまったく違ってくるのが
「医療事務」の仕事です。
posted by 向川まさひで at 01:02| Comment(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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