2011年02月18日

国保の署名活動始めます!

以前より、大和高田市の国民健康保険の問題
このブログでも取り上げ、次の議会で追求すべく
準備していましたが、やはり市政を動かすには市民の声を
直接行政に届けるべきだ、という意見が上がり、署名運動を
進めることになりました。

最初は日本共産党として署名運動を行う予定でしたが、
民主商工会や年金者組合など市民団体の間からもこの問題を
強く追求したいと訴えが上がっており、改めて日本共産党も
参加する「市民団体連絡協議会」として、共同で
署名を行うことにしました。街頭宣伝や新聞折込なども
行っていきますので、見かけられたらぜひご協力下さい。

参考:当ブログ内国民健康保険問題まとめ
国民健康保険料の引き下げを
国保料が高くなった理由は?
国民健康保険制度のあゆみ
国保の改善、保険料の引き下げをめぐって
国民健康保険から国民健康保障に


国民健康保険税の引き下げを求める請願署名

【請願項目】
1.一般会計からの基準外繰り入れにより、国民健康保険税を引き下げること。
2.支払い困難な世帯への保険料減免・猶予の制度を整備し、広報すること。
3.一般会計からの基準内繰り入れを100%行い、国保会計を安定化させること。
4.国に対し、国保への国庫負担の引き上げを求めること。

【請願趣旨】
 大和高田市においては、国保加入世帯のおよそ3割が何らかの理由により
保険料を滞納するという事態になっています。市内の国保加入世帯の過半数は
年間所得200万円以下の世帯です。年間所得200万円とした場合、家族
3人での国保税負担は年約39万1千円(介護分含む)となっており、同条件
で約35万7千円の橿原市、約38万4千円の奈良市を上回って、奈良県で
最も高い保険税となっています。保険料も医療費一部負担金も払えず、受診
を我慢している人も少なくありません。
 国保税の高騰と滞納世帯の増加は、健康を阻害し、制度そのものをゆるがし
ます。徴税強化だけでは解決にはなりません。一般会計からの基準外繰り入れ
により保険料を引き下げ、減免・猶予の制度を整備し、収入に応じてきちんと
払える保険税にすることを求めます。
 一方、こうした重い負担にもかかわらず、大和高田市の国保会計は赤字と
なっています。国保の運営経費に関する一般会計からの基準内繰り入れ額が、
国保法で定められた基準の55%にとどまっていることが要因です。私達は国
保会計の赤字が保険料引き上げにつながることを危惧し、県内の他の市町村に
あわせて基準内繰り入れを100%行うことを求めます。
 国民健康保険は「保険」ではありますが「社会保障および国民保健の向上」
を第一に掲げた制度であり、「国民皆保険」制度の根幹をなす制度です。市が
積極的な役割を果たして、誰でもが安心して医療を受けられる国民健康保険を
確立することを望みます。
posted by 向川まさひで at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 国民健康保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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