2011年02月26日

介護保険制度の学習会

2012年度は、医療・介護の報酬同時改訂となり、
大きな変動が予想されています。
菅内閣は社会保障制度の改革を税制改革と一体に
すすめることとしており、2012年度がおそらく
節目の年となると思われます。

介護現場で働く人や、介護事業所を地域で営んでいる方を
対象にした学習会に参加しました。

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講師の日下部先生から、今厚生労働省と民主党政権の中で検討されている
介護保険制度改革の中身と、その問題点のお話を伺いました。
特に、ホームヘルプサービスが大きく変えられる可能性がありそうです。

それらは、介護を受ける人の側に立ったものというよりは、
むしろ財政的な事情を優先させ、それを「介護を受ける側のニーズにあわせ・・・」
などと正当化しているところがあります。

私は医事職員として病院で医療保険を扱ってきましたが、医療保険でも、
医療費抑制政策のもとでそうした制度改訂、報酬改訂が繰り返されてきました。
国が推進したい制度は、利用制限を緩和したり報酬を高くつけるなどして誘導し、
逆に、本当にニーズがあるのに「過剰に増えている」とみなされた制度には
要件を厳しくしたり報酬を下げたりして減らしています。代表的なものでは
「無駄な長期入院が行われて、患者さんのためになっていない」ということを
口実にして、在院日数要件を厳しくして、退院後の受け皿がないのに
病院が患者さんに早期退院を迫るような制度にしてきた診療報酬の改訂などです。

この学習会には小規模多機能施設を営んでいる方など、地域で介護の現場にある方
が多く参加し、中には「支援とは口先ばかりで、いざという時にお金をきちんと
出してくれない」
など、行政への不満を強くもたれている方もいました。

本来の予定にはありませんでしたが、私も少し挨拶させていただきました。
暮らしを守る市政をすすめ、お金のあるなしにかかわらず
介護を受ける方も介護をする家族も安心できる介護保険制度をめざすこと、
介護事業者と住民の皆さんをささえる、行政との協力関係を作りたいことを
伝えました。
posted by 向川まさひで at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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