2019年04月13日

大和高田市の財政は?

大和高田市の課題に対して、取り組むべき市の財政はどのような状況でしょうか?

@ 健全性は保たれている市財政

 大和高田市は「赤字」だと思われている人がいますが、実は黒字会計が続いています。平成22年度より実質収支は黒字に転じて、それから黒字が続いています。
 財政健全化の指標である実質赤字比率は、平成20年の7.13から▲9.53へ、連結実質赤字比率は同7.11から▲27.18と大きく改善しています。
 財政の健全化に大きく寄与しているのが公債費、借金返済に充てられる市税で、平成20年の約35億円から、平成29年度には約25億円に減少しています。実質公債費比率は19.7から9.7に低下しています。


A 今後の見通しは重い

 現状で財政は大きく改善していますが、今後、新庁舎建設のための公債費、公共施設やインフラ整備のための建設事業費などの支出が増え、また扶助費も今後伸び続けます。平成30年度においては、新庁舎整備・学校エアコン設置・公共施設のブロック塀改修・住宅新築資金等貸付金特別会計の清算などで、累積黒字と基金、つまり貯金を約半分使ってしまいました。一方で市税収入の伸びは見込みにくく、今後財政が硬直化する懸念があります。


B 市民のくらしに活かせる財源は

 しかし、10年前と比較した場合、市が自ら使い道を決められる財源である「一般財源」は約10億円増加し、その一般財源を使わなければならない義務的経費は17億円減少しています。先の見通しは楽観できないとはいえ、直ちに財政硬直化をきたすものではありません。
 市民の暮らしのために、政策的に投資を行える財源はあります。
posted by 向川まさひで at 01:02| Comment(0) | 政策・主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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