昨年度以前の決算と予算のかい離を指摘し、
実態に合わせた予算にすれば、下げることも可能ではないか
という指摘を行いました。
大和高田市の国保会計では、医療費などの給付に用いられる「保険給付費」が
ここ4年の間、毎年90%〜91%の執行率です。
ほかの市町村のケースを調べると、94%〜97%程度のところが多く、
10%近い不要額を出しているところはあまりありませんでした。
まして、4年間もそのような会計になっていたところはありません。
この点を指摘し、また、こうした過大な見積もりによって、国から受け取る
支出金も過大になり、その結果国に多額の返還金が発生していることも
指摘しました。
こうした点からも、より実態に近い予算にすべきではと付け加えました。
議会内では、財政の面から「急な病気の流行などにそなえて、
一定余裕を持たせた予算にしている」
「国保会計は厳しく、国保税を下げられる状況にない」
などという答弁に終始しました。
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