
選挙戦4日目、朝から晩までの太田候補の奮闘に市民の共感も高まり、私たちも盛り上がっています。
街頭宣伝をするたびに、新しい出会いや励ましがあります。
こういう状況になると、当然ながら相手も必死、時には攻撃も受けることになります。
それは当然のことと受け止めていますが、しかし看過できないこともあります。
共産党は予算に反対しているのに実績にしている、という攻撃。
いつものことといえばいつものことですが、候補者本人が言っていたという情報も聞きました。
議会・議員の職責を正しく理解しているならば、出てくるはずのない言葉です。
地方自治法に定める地方議会の役割は、96条に列記されていますが、行政の執行全般を厳しくチェックして、住民の意見や意思を反映した執行が行われるように住民を代表して見守り、必要に応じて待ったをかけたり改善や修正を行わせたり、というところにあります。
一方、予算を作成し、それを執行して必要な事業を行うのは市長を長とする執行機関の役割(地方自治法149条)です。
予算を使って〇〇をしました、というのは執行機関の成果であって、予算に賛成しようが反対しようがそもそも議会や議員の成果にはなりえないものです。議会や議員は、議会での提案や意見表明などを通じて、予算の作成や執行に住民の意見を反映するよう行政を監視し、改善を図らせるのが仕事であり、どれだけ変化をもたらせたかがその成果となります。
「〇〇の事業を提案し、予算に反映させた」ということならば議員の成果と言えますが、それも予算の賛否とは次元の違う話です。予算は全般で一つの賛否を問うものなのですから、自分が提案した事業が含まれているからと予算全般に賛成するようなものではありません。
この役割の違いを無視し、予算に賛成した議員は、市長の仕事の成果を議員の成果とする「おこぼれ」に与れる、などと考えるのは、議決機関と執行機関を混同し、執行のチェックという議会の役割を自己否定するものです。予算に賛成すればその予算の成果が議員の成果になり、予算に反対すれば成果にならないと考えるならば、提案も意見表明もなくただ予算に賛成したことを以て、その成果をわが成果とするような態度も是としなければならなくなります。
もう一つ、候補者本人ではなく、支持していただいている方々を標的にした文書が撒かれました。
もっともらしい理由をつけた告発文の体裁を取っているものの、差出人や連絡先の記載がない、俗に言う
「怪文書」です。
支持者の方やその周囲の方の動揺を狙ったものでしょうが、このような卑劣な行為にたいして、むしろその方々は大いに意気が上がり、戦意に火がついて、さらに繋がりを活かして何としても太田押し上げをとさらに盛り上がっています。
posted by 向川まさひで at 23:54|
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