2017年03月04日

3月議会が開会しました

3月3日より、新年度の施政方針と予算を審議する今年最初の議会が始まりました。中学校給食の開始、介護保険事業の改定など、新規・改定事業の内容についてもチェックを行います。
皆さんのご注目と傍聴へのご参加をお願いします。
3月度定例議会 本会議・委員会の会議予定(変更となる場合があります)


3日(金) 本会議 議案説明・施政方針説明
6日(月) 本会議 議案質疑・施政方針に対する代表質問
7日(火) 委員会 
     午前:総務財政委員会 午後:民生文教特別委員会
8日(水) 委員会 
     午前:環境建設委員会 午後:新庁舎建設特別委員会
9日(木) 予算特別委員会
10日(金) 予算特別委員会
13日(月) 予算特別委員会 (予備日)
14日(火) 委員会 午前:議会基本条例制定特別委員会
16日(木) 本会議 委員会報告・討論採決・一般質問
17日(金) 本会議 一般質問


 ※議会はおおむね午前10時から開会します。決算委員会と本会議は39人まで、どなたでも傍聴できます。委員会の傍聴は委員長の許可が必要となっています。詳しくは大和高田市議会事務局(0745-22-1101)までお問い合わせください。

私は今回、沢田よう子議員が議長のため、代表質問、予算特別委員会、一般質問をすべて行うことになります。
代表質問は6日午後の予定です。
posted by 向川まさひで at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月29日

太田県議の質問と知事答弁〜救急医療について

今日は太田県議の県議会初質問ということで、
沢田市議は傍聴に出かけ、高田でもたくさんの方が
テレビ中継を見てくれました。

私は、地域活動のために高田に残っていましたが、
テレビで太田県議の質問と答弁の一部を見ることが
できました。

太田県議の質問は、これまで高田の町で
多くの市民から寄せられている具体的な声を踏まえ、
県民全体の課題として、救急医療や産業活性化に
ついて、厳しく追及を行いました。

答弁もすべては聞けなかったのですが、私が気になったのは
知事の救急医療に関する答弁でした。

奈良県の救急医療がうまくいかないのは、病院の姿勢の
問題だ、救急病院がきちんと働かないからだ
、そう受け取れる部分がありました。

私の受け取り違いでないのならば、救急医療の現場にあったものとして
見過ごせない、実に腹立たしい発言です。

改めてビデオや文書で文脈もきちんと見たうえでコメントしたいと思いますが、
そのほかの部分でも、やはり救急医療の現場の声が届いていないと
感じられる部分がありました。
知事は高度救急、専門救急に言及していますが、奈良の救急医療は
診断のついていない人が来る一次〜二次の総合的な救急医療が
機能不全を起こしていること、夜間・休日の一次救急が少なく、
本来二次医療を行う病院が一次対応を担い、身動きが取れなく
なっていることなどの、現状をしっかり見ているとは言えません。

また多くの病院では、いろんな科の医師が協力して救急を受けており、
中小病院で「救急医」や知事が言う「総合医」を配置するのは
非現実的です。
posted by 向川まさひで at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月16日

【速報】奈良民医連 土庫病院医療救援隊が無事帰還!

今日9時ごろ、土庫病院の第一次医療救援隊が大和高田に無事
帰ってきました!

長旅と不休の救援活動、本当にお疲れ様でした!

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△疲労の色が隠せないメンバーですが、皆さん元気に帰ってきました。

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△手が空いた職員総出でお出迎え。病室の患者さんも注目していました。

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△感極まって涙ぐむ、救援隊のS副総看護師長。被災地の状況は大変重いものが
あったようです。迎えるスタッフの目にも涙が。


やはり、ここで救援の方法を考えるのと、現地に行ってきたなかでは
ギャップがあるようでした。
テレビ等でも報道されているように、食料、ガソリンの不足が著しく
救援隊のために、被災者の分までが使われてしまうのでは、と思うときも
あったようです。
早急な対応が必要と思います。
医薬品も、被災地で使えない、使いにくいものが少なくなかったと。
今回の経験を生かし、第二次の救援隊の手配に取り組むこととなります。
救援隊の仲間達には一日ゆっくり休んでもらって、明日改めて
報告をきくことになりました。
posted by 向川まさひで at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

当直中なう

現在、職場の病院の当直中です。珍しく落ち着いた当直なので、
ブログの更新もできそうです。

深夜の当直では、事務職員の仕事は受付対応や会計などごく限られたものです。
(まれに酔っ払いが入ってきたり、混乱している患者さんを抑えることもありますが)
しかし、医師・看護師・介護職はほとんど寝る間もなく仕事をされています。
本当に頭が下がりますし、時として患者さんに何もできない事務職の無力さを
感じることもあります。

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△患者さんの居なくなった外来待合室。ひとときの静寂につつまれています。


今日のような日は例外で、私の勤務する病院では夜間救急外来の件数は
年々増えています。
医師不足で救急受け入れが可能な病院が減っていることが一番の原因ですが、
他にも、医療費負担や仕事への影響を気にして、日中は病院に足が向かず
どうしょうもないギリギリまで「我慢」される人が増えているということも
現場から見える大きな要因です。
大して重症でもないのに深夜に救急車を呼ぶ、安易な救急利用、
時間外受診かと思われるケースも、少数ですがあります。
ただ、安易な救急利用と言っても、現在急増している独居や夫婦二人暮らしの
高齢者などは、夜間に急に具合が悪くなれば、重症でも軽症でも救急車以外に
アクセスがない場合があります。(地方では深夜のタクシーはあまりあり
ませんし、『急病人』を運ぶことはできないと言われることもあります)
こういうのまで『安易な』利用と言っていいのかどうか、線引きが難しいと思います。

いずれにせよ、日中の「時間内」にきちんと病院にかかれるような仕組みが必要です。
時間外診療ではスタッフも少なく、検査も不十分にしか出来ず、患者さんにとっても
スタッフにとっても、負担とリスクがたいへん大きいものです。
できれば、時間内に受診してもらいたいと思います。スタッフの数も多く
十分な対応が出来ます。もしそれがさまざまな理由で難しいのならば
難しくさせている原因にメスを入れ、改善するのが、制度や政策を作る者の仕事です。

医療や介護の政策はもちろん、労働政策やいろんな制度を変えなければいけないので
一筋縄ではいきませんが、私のライフワークのひとつにしたいと思います。
少なくともお年寄りと子どもについては、お金を気にせず医療を受けられる仕組みにし、
介護保険の充実や健診の充実で健康維持と病気の早期発見をすることでかなり
改善できるのではないかと思います。また、体の不自由なお年寄りに、医療機関への
お金のかからないアクセス手段を保障することも必要です。

一昨年、奈良県の医療のパンクを防ぐためと称して、奈良県が出したパンフは
ひどいものでした。要約すれば「安易に医者にかかるのはやめましょう」
「風邪くらい家で寝て市販薬で治しましょう」という呼びかけです

自己判断で具合を悪くしてから我慢できずに急患で来る人が増えれば
それこそ医療機関はパンクしますし、患者さんにとっても大変不幸な事態です。
受診の抑制ではなく、「早期受診」「定期受診」「時間内受診」に患者さんを
導いてこそ、医療費軽減と住民の健康維持が実現できます。
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posted by 向川まさひで at 03:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月27日

医療事務のお仕事

私は「職業は何ですか?」と聞かれた時に「病院の事務です」とか
「医療事務です」と答えます。

「医療事務です」と応えると「ほーっ」と感心されたあと、
「で、医療事務って何をしてるんですか」と聞かれることが多いです。
なんとなく名前は知られているけれど、なんとなく専門職っぽいけれど、
何をしているのかはわからない・・・
そんな感じがするのだろうと思います。
医療ドラマや漫画でも、ほとんど出てこないですしね。

現場にいるものとしては、専門性や特殊性は確かにあると思うのですが、
資格講座の広告などで強調されがちな「他の事務とは違う専門職です!」
などというのも違和感があります。

まず、医療事務には「免許」はありません。いわゆる「医療事務の資格」という
のは、その人が一定の知識や技量を持つことを証明するものであり、
これがなければ医療事務の仕事につくことができません、というものではありません

そして、医療事務の仕事内容は勤め先の規模や配属先によって大きく違ってきます。
よく知られているのが、カルテをもとに健康保険などに対する請求明細を作成する
「レセプト業務」ですが、これも小さな診療所と何科目もある大きな病院では
求められる内容が違います。内科診療所で経験豊富な人でも、いきなり脳外科の
入院レセプトを作成するのは難しいです。

またレセプトの業務のほかに、患者さんの受付・案内・会計対応や苦情対応などが
あります。(この分野に特化した資格に『ホスピタルコンシェルジュ』などがあります)
お医者さんの秘書的な仕事をしたり、看護師さんの事務作業や患者対応のサポートを
する人もいます。
(これも分野別の資格として『医療秘書』『メディカルクラーク』などがあります)
大きな病院だと、病院の薬品や備品の在庫管理を専門にする人や、カルテ管理、統計作成など
を専門にする人もいます。
(後者の分野に特化した資格に『診療情報管理士』などがあります)
小さい医療機関では往診や送迎の車の運転なども事務職員の仕事です。

このように、きわめて幅広く、勤め先によって求められるものもまったく違ってくるのが
「医療事務」の仕事です。
posted by 向川まさひで at 01:02| Comment(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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